【高分子凝集剤】
汚濁水に含まれるSS（懸濁物質）を無機凝集剤（PAC、塩化第二鉄など）で荷電中和した後に、高分子凝集剤を加え、その架橋反応で沈降性の高いフロックに成長させます。その後、固液分離をはかると清澄性のある「水」を確保できます。

□使用方法は、水道水で1000倍に希釈した溶液（0.1wt%）にします。（溶解時間は、1時間程度）。その溶液を3〜5ppm（1m3に対し3〜5g、溶解液で3〜5L）対象となる被処理水に添加し、緩速攪拌（150rpm前後、3分程度）します。以後は静置してフロックを沈降させます。こうすると清澄性のある上水を確保できます。

□水道水で溶解した標準液（0.1wt%）は、とろみのある無色透明の液体となります。（ローションの様な雰囲気）濃度が高くなると粘度が増していきます。(水飴の様な雰囲気）

【御見積について】
アコフロックに関して、アニオン、ノニオン、カチオンについて御見積を承ります。それぞれに適した排水が御座います（一般的なSSの凝集処理では「A-110」が適しております。）ので、排水の性状をご連絡頂きますと適切な種類・型番をお知らせいたします。
お手数では御座いますが、お問い合せは「御見積のご依頼」からメールのみでの対応となります事をご了承下さいます様、お願い申し上げます。 ○外観：白色粉末
○最適pH域：pH6〜8（中アニオン）
○主成分：ポリアクリルアミド　○人体に対する有害性なし
○比重：0.65±0.10
○荷姿：1kg入PE袋×10個、外装はクラフト袋