【ラジエーターバルブは単なるフタではない】
高性能ハイパワーエンジンの高回転域を多用しながらの長時間走行など、極めて過酷な状況下においても、パワーダウンを防ぎ、そのレスポンスと安定したパワーを確保するクーリングシステム。このシステムの中でラジエーターバルブは非常に重要な役割を果たします。

	SV53 レギュラータイプ 加圧弁圧88kPa 日産系 三菱系等
	SV54 レギュラータイプ 加圧弁圧108kPa マツダ系 ホンダ系等
	SV55 レギュラータイプ 加圧弁圧88kPa トヨタ系 三菱系等
	SV56 レギュラータイプ 加圧弁圧108kPa ホンダ系 いすゞ系等
	SV53S 安全ボタン付きタイプ 加圧弁圧88kPa 日産系 三菱系等
	SV54S 安全ボタン付きタイプ 加圧弁圧108kPa マツダ系 ホンダ系等
	SV55S 安全ボタン付きタイプ 加圧弁圧88kPa トヨタ系 三菱系等
	SV56S 安全ボタン付きタイプ 加圧弁圧108kPa ホンダ系 いすゞ系等

※○○系はあくまでも目安となります。
必ずPIAAホームページ上にある【ラジエーターバルブ車種別適用】から適合をご確認ください。

◆クーリングシステムの冷却効果を極限まで高めます。◆
エンジン回りを循環して内燃機関を冷却し、高温となった冷却水をラジエーターによって冷却するクーリングシステム。
そのラジエーター内部を大気圧(98kPa)以上の高圧にします。その理由はラジエーターの冷却効果(放熱能力)は冷却水の温度との差に比例するからです。
冷却水の温度が高いほどラジエーターの放熱能力も大きくなるのです。
大気圧100℃で沸騰する冷却水をラジエーターバルブはラジエーター内部の圧力を高くすることにより120℃以上の温度になるまで沸騰させず、外気との温度差が非常に大きくなり、放熱能力は飛躍的に向上します。
結果、クーリングシステムの冷却効果は極限まで高められます。

◆クーリングシステムの冷却効果を完璧に維持します。◆
PIAAラジエーターバルブは、主圧弁スプリングを強化し、クーリングシステムが機能するために、ラジエーター内部の適正圧力を常に維持します。
●内部温度の上昇とともに、高圧になると主圧弁が作動し圧力を調整します。
●内部温度の低下とともに、低圧になると負圧弁が作動し圧力を調整します。
この結果クーリングシステムの冷却効果を維持することができ、エンジンの高性能・ハイパワーをバックアップします。

◆開封時の熱湯吹き出し事故を完璧に防止する新開発安全ボタン◆
開栓時の減圧を実現。ラジエーターキャップの機能低下が、オーバーヒートの原因の主な割合を占めることは最近良く知られるようになり、オーナードライバーはもちろん、ガソリンスタンドや整備工場においてもバルブの点検が頻繁に行われるようになりました。それに伴い開栓時の熱湯吹き出し事故も増加しています。そこでPIAAは、開栓時の減圧を可能にする安全ボタンを開発。これによってワンタッチでだれでも簡単にしかも安全で能率的な整備点検が可能になりました。
オーバーヒート防止/冷却効果改善でエンジン快調/熱湯吹き出し事故を防ぐ