大型図録本 古九谷 原色愛蔵版 作品集 写真集 日本の陶磁 古九谷図鑑 KUTANI WARE 

写真解説 198点 色絵 青絵古九谷

責任編集　林屋晴三

監修　谷川徹三・川端康成

中央公論社

1975年初版

157ページ

約35ｘ27ｘ2.8cm

作品写真図版フルカラー

函入　布張上製本

※絶版

フルカラー大型図録本、古九谷図鑑。

重厚な色彩、大胆な構図。色絵磁器の王者古九谷の全容を紹介。

江戸時代前・中期を主に、古九谷の中でも厳選された優品作品198点を収録。

図版の順序は、名品を主にした扱いにとらわれることなく、古九谷の作風の展開のさまがわかるように配列。

大鉢、大皿、台鉢、輪花皿、銚子、徳利、角皿、中皿、猪口、汲出、長皿、小皿など形状別に整理分類して収載。

フルカラー写真に加えて、巻末には全作品の寸法、形状や釉薬、図案・文様の見どころなど詳細な解説、

裏銘のあるものについては角福銘、などと詳しく記載。

また、巻末には20点の裏銘部分拡大モノクロ写真を掲載。

作品名については、KUTANI WAREとして全作品に英文表記あり。

監修は、

谷川徹三（昭和を代表する哲学者・国博物館次長・法政大総長等を歴任し、古今東西の思想・宗教・政治・文学・美術に及ぶ広範な評論活動を展開）

川端康成（小説家・文芸評論家。大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍）

責任編集は

林屋晴三（日本陶磁史、とくに茶陶の研究を進めた東京国立博物館名誉館員。日々茶の湯を実践した数寄者、東京国立博物館次長、裏千家茶道資料館顧問、頴川美術館理事長、菊池寛実記念智美術館館長などを歴任、博物館や美術館における展覧会活動には終生関わった陶磁史研究の第一人者）

監修者、責任編集者ともに昭和後期最高峰の内容を誇り、参考文献としても多く引用されてきた一冊です。

美術館・博物館所蔵の重要文化財、重要美術品、著名品から、

めったにお目にかかることのできない個人蔵の銘品優品を多数カラーで写真解説したもの。

大型本のため、各作品の写真も大きく、細部まで見て楽しむことができる、

古九谷、九谷焼、色絵磁器、酒器、骨董品愛好家等に必携の大変貴重な資料本です。

【目次】

フルカラー図版　198点　211図

九谷古窯出土陶片　モノクロ写真7点

古九谷

解説　林屋晴三

古九谷

作品解説

古九谷裏銘　モノクロ写真20点

図版目録　List of Plates KUTANI WARE (KOKUTANI WARE)

参考文献

★状態★

画像のものが全てです。

1975年のとても古い本です。

函入、函の外観は画像ではわかりにくいですが、全体に経年ヤケしみ、黒ずみなどがあります。

型押し布張り上製本の外観は経年並み良好、天小口に経年並ヤケありますが、

カラー写真図版良好、目立った書込み・線引無し、問題なくお読みいただけると思います。

（見落としはご容赦ください）