香蘭社 明治 薄瑠璃釉上絵金彩鴨図花瓶 伊万里 有田

Auction ends: 05/29/2024 18:42 (Tokyo)
Auction start: 05/22/2024 20:42 (Tokyo)
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明治初期に制作された香蘭社の薄瑠璃釉花瓶を出品致します。蘭マークの形状と深川製の書体から明治14年前後に制作されたものと考えられます。

瑠璃釉は、瀬戸が得意とした製法であり、川本半助や川本桝吉が多くの優品を残しています。それらの作品は酸化コバルトを溶かし込んだ釉薬を用いており、濃い藍色のような仕上がりです。一方で、有田では江戸期から薄瑠璃釉と呼ばれる製法も伝えられており、こちらは、呉須を薄く素地に塗り込めてから、通常の釉薬をかけて、全体を薄い瑠璃色に見せるものです。素地に濃跡が残らないように薄く均一に塗り込める技量が必要とされるため、制作の手間はこちらの方が大変だったのではないかと思われます。

さて出品作は、まるで呉須を溶かし込んだような上品な薄瑠璃色に仕上がっています。その上に上絵と金彩で豪華な雰囲気で鴨を描いています。伝世品の金彩は擦れてしまうものですが、写真の通り実に綺麗に残されています。これまでの保存状態の良さを物語ります。高台部分は、底に焼成時の熱を逃すための穴を開けた鉢状の台を制作し、これを花瓶本体に下から後付けするという、これも手間のかかる制作方法をとっています。

寸法は、高さが33cmです。ヒビ、カケ、ワレなどの瑕疵はありません。 Unused に近い綺麗な状態です。

尚、私の説明文と写真をそのままコピペして、格安で販売すると謳う詐欺サイトがいくつかあるようです。私はオークションサイト以外には出品しておりません。騙されないようにご注意下さい。(呆れたことに、この注意文までコピペしている詐欺サイトもあります)

種類磁器
焼き物伊万里焼・有田焼