★Freeway★c1974-1983 ロイヤル・クラウン・ダービー「ガドルーン・ローズ」。貴重なサラダPを加えた華麗なコーヒー・トリオ。IMARIの名作

Auction ends: 06/03/2024 00:51 (Tokyo)
Auction start: 05/27/2024 00:51 (Tokyo)
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c1974-1983 Royal Crown Derby “Gadroon Rose”


ロイヤル・クラウン・ダービー
「ガドルーン・ローズ」コーヒー・トリオ 


貴重で高価なデザート・プレート付き

「アジアン・ローズ」男性向け?

ヒダヒダで「男のIMARIカップ」に

伊万里アレンジの傑作。輝くゴールド

クラシック感をプラスして高級に


★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点内外を出品中。他のものもぜひご覧ください。
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。(freeway@deluxe.ocn.ne.jp)


 ロイヤル・クラウン・ダービーが1974年から1983年にかけて製作・販売した「ガドルーン・ローズ」(Gadroon Rose)のコーヒー・トリオです。先にB&Bサイドプレート付きで出品しましたが、今回はより大きくてゴージャスな21cmサラダプレートを組んでみました。このサラダプレートはデュオより高価。飾って鑑賞するにはやはり相当、立派です。 
 円高時代の価格に収めました。

 絵柄が全く同じなので、「アジアン・ローズ」とよく間違われます。アジアン・ローズも縦型コーヒーカップがよく出回っており、このガドルーンもコーヒーが親しまれているので間違いやすい。
 ガドルーンはカップ・ソーサーそしてプレートのエッジにヒダヒダのゴールドの模様が付いていますからヒダヒダ装飾(Gadroon)と言います。Asian Roseのコーヒーカップはやや高さがあり、カップ下半身が少しすぼまっている。
 Asian Roseのシェイプは実は本体のティー・カップはウェッジウッドのピオニーに似た女性向きの形をしていて、デュエスバリー(Duesbury)シェイプと言います。
 コーヒー・カップは謂わば付随品ですから同じシェイプ名。ガドルーンとはティーカップ本体は全く違った形をしています。
 アジアン・ローズは先にピオニー型の主体ティー・カップを出品しましたが、ガドルーンはまだ手にしていません。古臭いハンドル付きの、アウトサイド・デザインのカップ。

 多分、ですが。1910年から1995年までの長きに亘って作られたアジアン・ローズはその形と軽やかなゴールドの花模様からして、女性向きIMARIだった。
 古いIMARIを明るくアレンジして大成功の製品だったが、本来ダービーは男っぽいデザインとシェイプを隠せない伝統に則った名陶。女性に買ってもらう時代での変化に対して、男性客からもっとガンとしたやつをという要望があったのではないでしょうか。
 しかし、アジアン・ローズのコーヒー・カップはコーヒー用ではなかったかも知れない、下半身が丸いしカップのエッジも少し開き気味。単なる縦型ティー・カップであった可能性が高い。
 今更申すのも気が引けますが、このガドルーンにしても、縦型ティー・カップと考えるべきでは。
 というのも、カップのエッジのヒダヒダ部分が外向きに開いています。この工作は「これはティーカップだ」という意思表示に思えてならない。
 実はこのガドルーン筒型カップは、「カリフ(Caliph)1972-1978年」「インペリア(Imperia)1977-1983年」「ブロケイド(Brocade)1978-1981年」という、出品者が大好きなカップと同じ形なんです。いま書いたパターンはこの縦型1本で構成されている。このガドルーンは順番は「カリフ」の次か。

 ダービーはコーヒーにも似合う多くのティーカップのシェイプを作っていてコーヒー呑みには優しいメーカーだと出品者は感じています。
 あのウェッジウッドは、本来ティーカップである「リー」を日本などのファンが勝手にコーヒー・カップ扱いするのに乗じていただけで、「コーヒーに使うならキャン(Can)を用意してある」とハネ付ける、実は冷たい態度。
 でもダービーだとて英国の伝統を超重んじる窯。男性向きに、高級カップにこの縦型を各種揃え、ヒダヒダを隠れ蓑にコーヒー呑みにサービスしたのでしょうか。これも多分、縦型ティーカップ。カップのヒダヒダ部分の厚みが薄いのも、コーヒー呑みに対するココロ遣いか。

 因みに、このヒダヒダ部分はボーンチャイナを型に流し込んでポンというわけにはいかず、ヒダヒダ部分の粘土をくっつけて、ロクロで回してくっつけたんだと思います。プレートはどうやったんだか。凹凸を切ってヒダヒダのゴールドのラインを入れていますから、かなり厄介です。男性ファンへのサービスに努めていますネ。

 このトリオのサイズは次の通り。
 カップの高さ6cm、口径7cm。ソーサーの直径13.5cm。サラダプレートの直径は21cm。全て Unused 品。マークを読むと、デュオは1977年製。サラダプレートは作り初めの1974年製。バックスタンプの写真は、サラダプレートのものです。

ダービー社HPから
①誕生、名のいわれ
 1750年に創業したダービー社は、高い品質、確かな技術が英国王室に認められ、1775年に国王ジョージ三世より、商標に「クラウン」の使用を認められる栄誉に浴しました。そして「ロイヤル」の称号は、その後1890年にビクトリア女王によって授けられ、英国でも稀な二つの称号を冠する最高の栄誉を担った「ロイヤル・クラウン・ダービー社」が誕生しました。
 チェルシー窯、ボウ窯といった有名な窯を傘下に収め、指折りのクラフトマンとアーティストを集めて、華やかな装飾を施したさまざまな作品を発表し、当時の王侯貴族の人気を集めました。

②デザインの起源と展開。
 1750年代初頭に遡る初期の製品は、食卓装飾品として人気のあるオーナメントがほとんどでしたが、程なく食器のラインアップも充実させました。今日のパターンの多くは、昔のデザインに起源をたどることができます。
 「ダービー・ジャパン」と名付けられているシリーズは、いまだ生産されている食器のパターンとしては最も古いものです。
 パターン番号1128番の「オールドイマリ」は、1882年頃にその最初の記録を認めることができます。この1128番というのは、当社の博物館所蔵のパターン帳に記入されているオリジナルのパターン番号です。
 この「オールドイマリ」は、19世紀初頭、日本の伊万里様式との出会いから誕生したシリーズで、今日も高い評価を得ています。
 そして、ロイヤル・クラウン・ダービーは、銀食器をモチーフに得たシェイプと装飾技法を導入し、ペルシャおよびインド芸術に影響された盛金装飾、透かし彫り、豪華な色使いが伝統的なダービー様式と融合し、他の追随を許さない華麗なデザインを生み出してきました。
 色々な食器のデザインが編み出された中、「ロイヤル・アントワネット(Royal ntoinette)」「ポジー(Posie)」の2つのデザインは、英国らしさをよく表現しているものとして好評です。
 また、ロイヤル・クラウン・ダービーにとっての特筆すべき出来事は、1981年のペーパーウェイト・コレクションの発売開始でした。高い収集価値を持つ動物をモチーフにしたオーナメントにより、収集品の世界にも参入することになったのです。

③現在のロイヤル・クラウン・ダービー
 2000年、貴族のファミリーである現会長兼CEOのヒュー・ギブソン会長が、1970年初頭からロイヤル・ドルトン・グループ傘下に入っていた当社を買い取った為、現在ではロイヤル・クラウン・ダービーは、誇れる伝統と、明るい未来を兼ね備えた独立企業となっています。
 また、ロイヤル・クラウン・ダービーは社会貢献活動にも熱心に取り組んでいます。数多くの福祉活動への寄付をはじめとする活動は、ロイヤルファミリーとの深いつながりから、ごく自然に行われてきたものです。

④歴史に残る主な出来事
 近年では、エリザベス女王の母君が1965年に、個人コレクションとして所有していらっしゃる18世紀のダービー製皿をもとに、ディナーセット一式を制作するよう注文を受けました。
 さらに、1971年に当社工場に足を運ばれた際に、御自分の名前の新しい形の食器を作るよう依頼を受けました。
 これらの発注に続き、1978年には、女王陛下より王室御用達の勅許状を賜ったのです。チャールズ皇太子御結婚の際にも引き出物にお使い頂きました。
 長い歴史の中には悲しい事実もありました。「タイタニック号」の一等船室の食堂で使われていたのが、ロイヤル・クラウン・ダービーの食器だったのです。船舶会社からの注文書の原本が、ダービーの博物館に保管されています。

⑤伝統的な製法、追求し続けるクラフトマンシップ
 ロイヤル・クラウン・ダービー社では、「エッグシェル」と呼ばれる薄手の生地を開発し、陶磁器に独特な味わいをもたらしました。さらに、銀食器にモチーフを得た「シェイプ」と「装飾技法」を導入、ペルシャおよびインド芸術に影響を受けて考案された「盛金装飾」「透かし彫り」「豪華で美しい色彩」が、伝統的なダービー様式と融合し、他の追随を許さない華麗なデザインを生み出しました。
 また、デザイン、モデリング、転写紙の製作、ハンドペイントに至るまで、全ての工程を英国内の自社でまかなっています。
 現在でも創業時のクラフトマンシップは忠実に受け継がれているのです。

ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。


+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました  + + +
No.108.001.003

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