日本のMCカートリッジの歴史に、その名を刻んだDL-103はペアになるトランスとして、AU-320が長くスタンダードでした。
しかしアナログの発展とともに、デンオンでも次々により高性能MCを開発していきます。
そしてトランスもより高性能化が求められ、1978年に本機が発売されます。
その後更に高性能をうたった機種も発売されますが、知り合いのマニアはこれじゃないとダメと言います。
私もそれら高価なトランスは購入しましたが、音楽的な面では本機をとります。
後の高価なトランスはガチガチにダンピングされ、音楽の自然な流れや抑揚感も抑制された感じで、本機を選択しました。
LOWとHIの切り替えがあり、オルトフォンやデンオン・オーディオテクニカ等に適したポジションを選べます。
更にパスポジションもあり、MMカートリッジもコードを差し替えないで使えます。
年代物ですので写真では分からない、色々な擦り傷があります。
音は問題なく鳴っております。
発送はゆうパックの予定です。
もし高額で落札いただきましたら、お好きなジャンルのソフトを５枚以上お付けいたします。