難ありの第一は、アームにあります。　一体どういう環境にあったのか、出てきた時はカビだらけでした。そして、何よりアームの後ろ側が折れていました。工作の得意な友人に頼んで、修復してもらいましたが、本来の機能は失われて、針圧直読と行かなくなりましたし、加圧もハンダを巻き付けた、臨時の錘で行うようになっています。カートリッジは、手持ちの中から合いそうなものを選びました。このカートリッジは、抜群の音質というわけではありませんが、パイオニア製品によく付属していたもので、どんなジャンルの音楽にも合う万能型です。針圧にも神経質でなく、アームの状態に対応しています。針は、当分使用可能と思います。　45アダプターとオーディオテクニカのストロボスコープをお付けします。本体にストロボはあるのですが、見にくいのと、スピードアジャストにガリがあるらしく、調整がクリチカルな所があり、ストロボが見やすい方が良いと判断しました。速度の調整は、電源が入って暫くすると安定します。